就活・転職で大逆転した"よろずや楽田"って何者? CHECK

年収を下げる転職において注意すべきは精神的ダメージ

転職活動をしていて内定をいただきました!凄くいい会社だと思うのですが、今よりも年収が下がってしまいます。でも”やりたい仕事”だから大丈夫ですよね?

よろずや楽田

実は年収が下がることは内定をとって最高の気分にいる時ほど、注意が必要だと思っています!後悔しない転職にするためにも気をつけるポイントを紹介します。

目次

人は得をするよりも、損をする方が嫌である!プロスペクト理論

プロスペクト理論をご存知でしょうか?
よく投資業回で使われる心理学の1つです。
プロスペクト理論とは、予想した利益や確率などの諸条件により、
人間が行う意思決定をモデル化したものです。
この理論で言われていることは「人は手に入れる得よりも失う損をする方が辛い」ということ。
例えば

  1. 100万円年収が上がった
  2. 100万円年収が下がった

の2つであれば、「100万円年収が下がった」ほうが幸福度に大きな影響をもたらすということ。

  1. 100万円年収が上がった:+5点
  2. 100万円年収が下がった:-10点

と年収が上がる幸福度よりも年収が下がるダメージが大き人が多いということです。
この観点は非常に大事で、

  1. やりたい仕事についた:+6点
  2. 100万円年収が下がった:-10点

と手に入れるメリットよりも、デメリットの方が精神的ダメージが大きい可能性があります。

プロスペクト理論をより詳しく知りたい方は、こちらの動画を見ると良いと思います。わかりやすく紹介されていますよ。

私は年収が下がる転職をおすすめしません!

あくまで個人的な意見にはなります。

「年収が下がってもやりたいことをしよう」
「年収が下がっても上り調子の業界へ転職たほうがいい」

という転職エージェントがいらっしゃいますが、
私は年収が下がるのであれば転職することをおすすめしません。

これは私の経験もありますが、
年収が下がるとプロスペクト理論でも紹介した通りメンタルのダメージは計り知れません。
また生活水準を上げることは簡単ですが、生活水準を下げるのは至難の技です。
企業の数は数多ありますので、転職活動を続けて
「やりたい仕事もできて、年収も維持」できる企業が見つかる可能性もありますので、
内定を貰ったからといって安易に転職を決めない方が良いでしょう。

よろずや楽田

私は1回目の転職で「年収が下がってもやりたいことをしよう」と思い大失敗。「やりたいことをやっているから」と最初は自分に言い訳をしていた時期もあります。もう2度と同じ失敗を重ねたくないですね。

年収が下がっても、やりたいことで転職したい人は、スコアシートを!

もし年収が下がる転職をする場合は、
複数の観点で総合的な判断をすることをお勧めします。
以下の記事で企業を比較するスコアシートを紹介していますので、
自分が大事にしている複数の観点から在籍している企業も含め比較していきましょう!

また副業等で別の収入源を持っている方であれば年収を下げた転職は問題ないと思っています。
企業勤めで年収が上がるのは半年か1年に1回。
逆に副業は収入を上げやすいのがメリットです。
「年収が下がる転職」を検討する場合は、年収が下がったことによる精神的ダメージをくらっても、
リカバリーできる状態をつくっておくのも1つの手です。

今後も「転職が楽しくなる、楽になる」情報をアップしていきます!
※一部個人的な意見となります。ご了承ください。

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