面接官って面接の時にどこを見ているの?
仕事ができるってアピールしたいんだけど…
面接官に”自分は優秀だ!活躍できる”ってアピールしたいですよね。しかし実際に面接官が重要視しているのは少し別なポイントなんです!このページでは面接官が見ているポイントについて解説しますね。
「長く働いてくれるか+元気に働いてくれるか」が最重要
実は多くの企業において、「優秀な学生を採用する」よりも
人事は大事にしていることがあります。それは
- 採用した学生が長く働いてくれる
- 健康で働いてくれる
この2つを面接官は質問や逆質問で特にチェックしています。
では、なぜこの2つのポイントをチェックしているのでしょうか?
なぜ「長く働いてくれる」が大事なのか
なぜ、採用した学生が長く働いてくれるかを大事にしているかというと
新卒社会人が会社の成果(売上)に
貢献するためには2~3年ほどかかる
からです。
つまり2~3年は会社のコスト。
企業は1人あたり1,000万円以上のコストをかけて新卒社会人を育てているんです。
つまり、早く退職されてしまうと、育成に欠けたコストが無駄になってしまうのです。
そのため、人事(企業)は長く働いてくれる学生を求めているんです。
なぜ「元気に働いてくれる」が大事なのか
企業にとっは働いている人は「コスト」です。
雇っている社員に給与や福利厚生を与えています。
そして、売上は基本的には労働時間(労働日数)に比例するため、
雇っている人には勤務日に働いてもらわなければなりません。
つまり「病気やメンタルで休まれる」と企業は困るわけです。
時代の流れで、企業は労働者により優しくなりましたが、この事実は変わりません。
逆に元気に毎日仕事をしてくれる社員は企業にとって嬉しい存在なんです!
正直なところ「風邪やメンタルにあまりならなそうな学生=元気な学生」が企業にとって望ましいんです。
また、仕事はお客さまや社内メンバーとのコミュニケーションで成り立っているので、
元気な学生の方がコミュニケーションが上手な場合が多いです。
そのため「元気な人=仕事ができそうな人」と判断される場合も高いです。
優秀すぎると、向いていないと思われる可能性が高い
一方、自分が優秀とアピールする学生を企業は採用したがらない傾向もあります。
(一部の外資系やベンチャー等は別だと思います)
なぜなら、
優秀な学生がもっている理想やスキルを活かせる場を企業が提供できない
場合が高いからです。
そして、優秀な学生に最適な機会を提供できないと、すぐに辞めてしまいます。
人事の本音としては
すぐに辞められると、会社としても困る…
上司や配属先にも怒られちゃう…
と早期の退職はなんとしてでも避けたいため、
学生の理想やスキルが高すぎると
すぐに辞めそう。
うちにはマッチしないな
と思われてしまい、落とされる傾向があります。そのため
優秀アピールはしすぎない
ことを意識しながら面接に臨んでくださいね
今後も「就活が楽しくなる、楽になる」情報をアップしていきます!
※一部個人的な意見となります。ご了承ください。